アラベスク 第一番

嫌な時期に1番流していたのが ドビュッシーの『アラベスク』。

ボルテージを2トーンぐらいは下げてくれる。

浄化曲だった。

特に清塚信也さんの少ししっとりとしたverのアラベスクが気に入っていて

間の取り方と 川の瀬々らいでいるような感じと柔い光の印象を持った 

それでダークモードを払拭してきていたんだろうと思う。

清塚さん出演の『CRASSIC TV』でドビュッシー特集だった。

アラベスクを演奏してくれて それを録画したのを毎日聴いている

ドビュッシーの作品は《絵画のよう》 っていうのがすっと入ってきた。

曲というか 《描写》な感じがするから。

主張感が強く感じられないので疲れた時にすっと入ってくる。

他にも『塔』『夢』『版画』『亜麻色の髪の乙女』等も良く流していた。

ラヴェルの『水の戯れ』も含めて

これらの曲を聴いていると どこか日本的だと感じる時がある。

ここまで書いていたら『おんがく交差点』で萩原麻未さんが

『アラベスク』を私好みの弾き方で朝を迎えてくれて 感謝

ラヴェルと『フォーレの名による子守歌』とフォーレ『アンダンテ』も。

私の好きな作曲家ばかりでうれしい 

と気づいたのが皆フランスの方々。

芸術の国だからなのか色彩豊かな印象がある。

曲の傾向というのは、その時の政治もや生い立ち勿論だけれど気候の影響も大きいと思う。

フランスのきらめいているのも好きだし

ロシアの哀愁も好み

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