ムズムズ18(エイティーン)

という「ムズ山ムズロウ」が主人公のアニメが数年前にあって、実家に帰った時に今だに録画をみたりするのだが、そのたんびにオープニングの歌詞が気になる。
最後の方《ーーーーーぶたのシッポを割いてー割いてー》って聞こえるんだけれど。
調べても出てこない。ムズムズする。

ポイントの期限が迫っていたので、お蕎麦屋さんの4000円のコースを食べに行ってみた。

結構並ぶお店みたいだから少し覚悟していったけれど、私の他に一名。
静か。少し安心する。

まず『そば豆腐』。少しぼこぼこして灰の色がかった□にワサビ醤油。
はじめはお醤油かかっていない所から。素朴で優しいお味。わさび醤油ももちろん合う。

次は卵焼き。全席カウンター席で目の前で調理してくれているので見学。
卵をあまり混ぜない卵焼き。高さを出さずに焼いているのかわからないが、
それもお初にお目にかかる(手を抜いただけ?)。上に出し醤油がかかっており、おろしを添えて。
油も相まって、絶対おいしい奴やん。

天ぷら。私は天ぷらをサクッと揚げるのが得意ではないので、観察。
するも、ようわからん。ただ丁寧に作っていることだけは分かる。
ゆり根がほくほくでおいしゅうございます。グリーンエメラルドとかいう大きく鮮やかなスナップエンドウ、フキノトウが花が開いた状態で揚げられているのが印象的だった。

ヘラにそばがきを盛って、たれを塗って(焼き⇔塗る この手順曖昧)、コンロで炙る『焼きそばがき』。
山芋鉄板を思い出す。

店主、お肉を捌き出す。フライパンで油を温めてから野菜とお肉を炒める。たれを絡めて
『焼き鴨』。まずおネギ。肉のうまみも混ざったたれが、上品な濃厚さで美味。
ここで鴨肉を食すれば良かったのに、見慣れない黒唐辛子に手を伸ばし、見慣れない容器に手こずり
多量にぶちまける。お皿の上真っ黒。もともと黒っぽいからいいか。
ただめちゃくちゃ辛くなった。黒コショウを出来るだけ取ろうとお皿の淵に鴨肉を擦り付ける。
ある程度肉肌が見えたところでパクリ。レアだー。やわらかい。で、辛い(黒コショウの為)。
もったいないことした。でもおいしいもんね。

お蕎麦、盛りの十割に。スーパーで売っている十割蕎麦より色は柔らかな灰の色。
先ずはそのまま。ずずーとすすると香りも入ってきておいしく食べられるそうだがうまく啜れないので
諦めてむぐもぐ系で。ほんのり味がする、この塩梅が癖になるんだよね。
おつゆを先端につけて食べる。ここのは辛めって書いていたからどんなおつゆかと思っていたけど、
私には甘すぎなくて丁度いい。
女将さんが『焼き鴨』のたれをつけてもおいしいと言っていたのでそれもトライ。
ジャージャー麵に近づいた。気がする。
そのまんま食べるのがやさしい好お味で好み。おつゆ、殆ど減っていない。
その蕎麦猪口に蕎麦湯+ネギを注いでくれた。温かいものを飲むとほっとする。
だから夏でも温かいものを飲むのかもしれない。


なんとなくノリがよさそうな梅の木。
いいお天気。日差しが出ると、気分も上がる。

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